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京都第一の強みと実績

ちゃんこダイニング若残業代請求事件

この事件は「給与第一」開発のきっかけともなった事件です。ちゃんこ鍋店で勤務していた6人の従業員がそれぞれ長い人で3年分の残業代請求をしました。

この職場では労働時間の管理はオンライン上で管理されていましたが、長い月では労働時間が300時間にも及ぶ過酷な労働環境の下、残業代は全く支払われていませんでした。あまりに過酷な労働であるため、残業代の支払いを要求したところ、労働時間記録の改ざんが行われ、訴訟に発展しました。

訴訟では上記オンライン上の労働時間の記録を元に残業代の請求を行うとともに、賃金不払いの悪質性に重点を置いて立証を行いました。

その結果、京都地方裁判所では未払賃金約1500万円、付加金は未払賃金の8割にあたる約1100万円と遅延損害金の支払いを命じる判決が出され、大阪高裁でも維持されました。これほど高額の付加金が認められた事例は近年では珍しく、判例雑誌である『労働判例』994号89頁に「ディバイスリレーションズ事件」として掲載されました。